米国の市場調査会社IDCがこのほど公表したレポートによると、今年のスマートホーム関連機器の世界出荷台数は前年比23.5%増の8億1500万台となる見通しだ。この市場は今後年平均14.4%の成長率で推移し、出荷台数は2023年に13億900…
アーカイブ 9月 2019
世界広告費、21年にネットが初の50%超えへ 市場の牽引役は「動画配信」と「ソーシャルメディア」
英国のメディアサービス企業、ゼニスメディアによると、世界の広告費に占めるインターネット広告の比率は2021年に52%となり、初めて過半を占める見通しだという。この比率は2018年で44%だった。これが今年は47%となり、その後も拡大が続く…
近い将来の入力装置はあなたの脳? フェイスブックがマウスクリックも画面タップも不要の次世代技術
米フェイスブックは9月23日、「CTRLラボス」という米国の新興企業を買収することで同社と合意したことを明らかにした。CTRLラボスは、ニューヨークに拠点を置く企業で、2015年に設立された。ニューラル・インターフェース技術を研究開発して…
アマゾンの顔認識、人の感情を読み取る技術が向上 新たに「恐れ」の検出可能に
米アマゾン・ドット・コムは先ごろ、クラウドサービス事業の一環として開発と販売を行っている「レコグニション(Rekognition)」について、分析機能の精度と機能が向上したことを明らかにした。これは、静止画像や動画を分析して人物の顔を認識…
アマゾンが現金払いを急ピッチで導入する理由 eコマースやレジ不要のコンビニで決済手段を多様化
米アマゾン・ドット・コムは9月18日、eコマースでの商品購入の支払いに現金を使えるようにする仕組みを米国で導入すると発表した。「Amazon PayCode」と呼ぶもの。顧客はまず、サイトでの注文確定時にPayCodeを選択し、QRコード…
フェイスブック、スマホに代わる次世代機器に挑戦 「レイバン」を傘下に持つ伊社と提携、眼鏡型の情報端末を開発中
米CNBCによると、米フェイスブックはAR(augmented reality、拡張現実)用の眼鏡型ウエアラブル端末を開発中だという。「レイバン」や「オークリー」といった数多くのアイウエア(眼鏡、サングラス、ゴーグル)ブランドを傘下に持つ…
問題になりそうなアマゾンの「偏った商品検索」 米メディア「利益率の高い商品を優先表示」と報道
ウォール・ストリート・ジャーナルやCNBCなどの米メディアの報道によると、米アマゾン・ドット・コムはeコマースサイト内の商品検索で、収益性の高い商品を優先表示するようにアルゴリズムを変更したという。また、同社の小売部門の幹部がプライベート…
アマゾンが住宅不動産に触手、米最大手と提携
米アマゾン・ドット・コムは先ごろ米国の大手不動産会社リアロジー・ホールディングスと提携し、「ターンキー(TurnKey)」と呼ぶ住宅購入支援サービスを始めることを明らかにした。リアロジーは、「センチュリー21」「ベターホームズ&ガーデンズ…
iPhone 11は異例の値下げも中国では反応薄 要因は「驚きのなさ」「割高」「5G未対応」
ロイター通信によると、米アップルが9月10日に発表した新型「iPhone」は価格を引き下げたものの、アジア諸国での反応は薄いという。とりわけ、アップルが重視している、世界最大のスマートフォン市場である中国では、より低価格で機能満載のスマー…
ウーバーを脅かすカリフォルニアの画期的新法 ドライバーも配達員も「請負」から「従業員」へ
米カリフォルニア州の議会で9月10日、画期的な法案が可決したと米ニューヨーク・タイムズが報じている。米ウーバーテクノロジーズなどの配車サービス、いわゆるギグエコノミー(Gig Economy)で働くドライバーなどの人たちをこれまでの「請負…